
SEOで考えるnoindexの使い道
noindexとは主にGoogleの検索エンジンにインデキシングさせない。つまり検索結果に表示させないという処理のことをいいます。
「検索結果に表示させないなんて検索される数が減るじゃないか」と思う方も多いと思いますが場合によっては有効に働くのです。
※間違ったページをnoindexさせるとそのページも検索に表示されなくなるので十分注意して作業して下さい。
今回実際に自社運営サイトで試しているので結果が出てき次第、また追記することになると思います。
しかし結果が出てくるのがかなり先になってしまう可能性もあるので(サイトの細部へのクロールを待つ必要がある為)追記まで時間がかかることをご容赦下さい。
noindexとは
noindex とはメタタグと呼ばれるものの一つで、指定のページを検索エンジンにインデックスさせないために使います。検索順位が決まるまでのプロセスは、「1.クロール → 2.インデックス → 3.ランキング」の3つのステップがあり、noindex はこのうち、2番目のインデックスで止めるということです。
よってインデックスで止まるので検索結果に表示されなくなります。
どんなサイトならnoidexしても良いのか
全てのサイトがnoindexして効果があるわけではありません。
例えばCMSで自動生成のページがあり、ページ数やタグの違い、表示順の違い等で同じようなページが乱立しており多数のページがインデキシングされている場合に効果があります。
この場合だと検索で必要とされていないであろうページが多数インデキシングされており、内容の薄い無駄なページがサイト全体のページランクを落としていくことに繋がります。
つまり「内容の薄い無駄なページがあるがサイトの構造上消す訳にはいかない」サイトは、この手法が有効だということです。
noindexの実作業
自社運営サイト(ペコマガ)では、タグやページ数等で検索ユーザーには必要ではないページが多数含まれていたのでまずその辺を最適化しました。
ブログごと、カテゴリごと、エントリーごとでSEO関連の設定が簡単に出来るのもa-blog cmsの良いところですね。
1ページずつしなければと考えたら恐ろしいです。
<meta name=”robots” content=”noindex,follow”>
コードで言えばたった一行追加するだけですが、これ一行で検索結果から消えてしまうので、気をつけてお使い下さい。
現状(2017.02.03)
最適化を施す前の状況は、サイトのインデックス件数約1,260件でした。
サイトの記事数、カテゴリー数から考えて多めなのではやく減ってほしいですね。目標件数としては400件以下です。
ちなみにその3日後2017.02.06は約1,210件でした。誤差の範囲?ですが減りつつあるようです!
また変化が起こり次第追記しようと思います。
追記(2017.02.20)
インデックス件数が1,000件を切り、989件となっていました。
1000件を切ったあたりからクリック数が若干上がり、平均検索順位も改善されていました。
追記(2017.03.29)
約一ヶ月経ってインデックス数500件ほどになり、クリック数も平均順位も実際の流入数も伸びていました。
数が目標数付近で止まればnoindex,nofollowに変えても問題ないと思います。
SEO関連は実行して結果が見えるまで時間がかかりますが確実に悪い部分を直せば確実に結果が付いてくるのでみなさんもお試しください!